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コンサルタント・卒業生紹介

マッキンゼー日本支社では、現在多くの女性コンサルタントが在籍し、また、女性コンサルタントの「卒業生」が様々な分野にて活躍をしています。

女性コンサルタントから見たマッキンゼー・アンド・カンパニー

日本支社で活躍する女性コンサルタントの生の声をお届けします。

K. Honda

ディレクター

「女性が志を高く持つことができる
 組織」

M. Fujita

マネジャー

「求められる人材になるということ」

K. Honda

ディレクター

女性が志を高く持つことができる組織

ウィリアム・クラーク博士は、明治の初期、北海道の地で、「少年よ、大志を抱け(Boys, be ambitious!) 」 と言っています。マッキンゼーは、まさに、女性が志を高く持つことのできる組織です。

マッキンゼーでは、誰が言ったかではなく、「何を言ったか」が問われます。年齢、性別、入社年次等は関係なく、クライアントの置かれた状況をしっかりと把握し、革新的な提言をすれば、クライアントの課題解決に大きく貢献できるのです。

それだけに、一人ひとりが担う責任が重いことも確かです。加えて、業界を代表する企業であるクライアントが抱える課題の多くは、難しいもの、また新たなものです。そうした課題の解決は、ハードルが高く、厳しいのは確かですが、志高く挑戦する機会を持てる組織でもあるわけです。

女性コンサルタントにとっても然り。私自身、入社後に結婚、出産し、育児をしながら、パートナーとなりました。トップ・マネジメントの方々と議論する機会も多く、充実した日々を送っています。

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M. Fujita

マネジャー

慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。製薬・小売り・消費財企業の戦略立案、組織変革に従事

求められる人材になるということ

一生かけて成し遂げたい夢は何か、漠然と考えても答えが出ないまま就職活動を始めた私に「企業に頼るのではなく、企業から求められる人材になりなさい」と父がアドバイスしてくれました。できるだけ早く求められる人材になりたい、そのために入社後3〜5年で最も早く成長できる職場を探していた私が出会ったのがマッキンゼーでした。

マッキンゼーに入社し、何よりも驚いたことは個々人に求められるレベルの高さ、提供される機会の豊富さ、そして個人の成長に対する企業としての強いコミットメントでした。 入社1年目に参加したプロジェクトで私が担当することになった課題は「百億円以上のコスト削減アイデアを生み出すこと」。全く知識もない業界で、ひとりマッキンゼーのコンサルタントとしてクライアントの前に立ち、クライアントチームメンバーの方々と共に切磋琢磨しながら、期待された以上の成果を生み出した経験は、何ごとにも物怖じしない気持ちと、大きな自信につながりました。

5年後の今、チームの中でプロジェクトをリードする役割を担っています。山積みの課題の中から、インパクトを生み出すためにはどの課題に注力すべきか。何を活用し、誰を説得し、どう実行につなげるか。マッキンゼーのチームメンバーやシニアなコンサルタント、クライアントの方々の支援を受けながら、プロジェクトを設計・実行する試行錯誤の日々は、マネジメントコンサルティングファームの一員として真剣に課題に取り組んでいることを実感できる、最高の機会です。

息が詰まるような緊張の連続ですが、自身の着実な成長を実現できる背景には、誰もがクライアントインパクトのために協力を惜しまない文化と、相互に成長を見守りフィードバックを提供する仕組みがあるからだと思います。世界中のエキスパートから知識を吸収し、経験豊富なリーダーたちから課題解決について気付きを得る。マッキンゼーには自分の実力の何倍もの速さで成長できる土壌が備わっています。また、自分の成長課題について常にリーダーたちが議論し、具体的な成長戦略について真摯に向き合ってくれる環境は、マッキンゼーならではの貴重な資産だと言えます。

大学卒業後、無我夢中で飛び込んだマッキンゼーでしたが、自身を次のステップへと導いてくれる人々との出会いが、実力以上の成長を可能にしてくれました。誰からも求められる人材になるためには、まだまだ努力が必要ですが、「藤田さんの意見を聞かせてください」とクライアントに言って頂く回数が増えるたびに、自身の成長を実感しています

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「卒業生」の女性コンサルタントからのメッセージ

「卒業生」の女性コンサルタントから、マッキンゼー・アンド・カンパニー時代のエピソードをご紹介します。

石倉洋子

慶應義塾大学大学院
メディアデザイン研究所 教授

川本裕子

早稲田大学大学院
ファイナンス研究科 教授

南場智子

株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
取締役

大石佳能子

株式会社メディヴァ 代表取締役

宮原京子

ファイザー株式会社
プライマリー・ケアマーケティング本部
マーケティング・エフェクティブネス部 部長

石倉 洋子

慶應義塾大学大学院
メディアデザイン研究所
教授

日本人女性で初めてハーバード大学大学院にてDBA(経営学博士号)を取得。1985-1992年、マッキンゼー・アンド・カンパニーで大手日本企業の戦略、組織、企業革新のコンサルティングに従事。その後、青山学院大学国際政治経済学部教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授を経て現職。行革本部規制改革委員等を兼務。著書に『組織のコアスキル』、『戦略経営論』、『世界級キャリアのつくり方』等。

「女性であること」が特別でない組織

私が在籍していたころ、女性コンサルタントはまだ数えるほどしかいませんでした。それでいてまったく特別扱いされず、周りの反応も「ああ(女性が)いたのか」というくらいのものです。叱られるときも手加減はありません。仕事で成果を出してさえいれば、国籍や性別、バックグラウンドは何でもよい――マッキンゼー卒業後、他社の女性と話すたびに、この考え方は特別なものだったのだと実感します。それだけ、「女性であること」は、マッキンゼーでは何の理由にもならないのです。

年齢も関係ありません。上司が間違っていると思えば、若い人でもそう言ってよい。また仮に、上司の言うとおりに実行しても、失敗したら自分の責任になる――厳しいようですが、これが「プロフェッショナリズム」だと思います。最後まで諦めない品質へのこだわり、クライアントとの良好な関係づくり、リーダーシップ術等、マッキンゼーでは多くのことを学びました。これは、現在のキャリアにも生きています。

マッキンゼーの社員は個性的な人が多く、一緒にいて多くの刺激を受けました。たとえ、シニアで一見とっつきにくそうに見える人でも、こちらからアクションを取れば、手を差し伸べてくれました。つまり「自分次第」ということです。ライフスタイル面での個別の課題やニーズについても、必要に応じて自分からアクションを取れば、十分配慮されていたと思います。

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川本裕子

早稲田大学大学院
ファイナンス研究科
教授

東京大学文学部卒業、オックスフォード大学大学院経済学修士。マッキンゼー・アンド・カンパニーでは東京とパリで勤務し、金融機関のコンサルティングを中心に活躍。ワシントンのMGIのプロジェクトにも従事。これまでに金融庁顧問、総務省参与等政府委員を歴任。現在、数社の社外取締役を兼任。

問われるのは仕事の内容

マッキンゼーの特質は合理的精神だと思います。性別や人種、年齢、学歴等に関係なく、仕事の内容、特にその人が創造した価値が問われます。それゆえに、自ら責任を持って考え抜くこと、言うだけでなく実行を目指したイニシアティブが大事にされます。いつも自由な発想で自分自身に挑戦することを楽しむことができる人にとっては最高の仕事環境でしょう。もちろん、そのプロセスは理屈や理論通りにはいかない現実との軋轢、格闘の毎日ですが、マッキンゼーはそれを通じて世界のどこに出ても一人で戦える職業人を育てようとするシステムなのです。

ですから、出産といった女性特有のライフステージを迎えた時の対応も柔軟です。「人間はあらゆる場面で成長できる」という考え方を共有しているからでしょう。ただし、そうした働き方は自分が何を実現したいか、それがどのように可能かを明確に伝えてこそ、与えられるもの。価値の創造に貢献する限り、どんな経験もマッキンゼーではプラスで、あくまでクリエイティブな発想が重要です。

そして、忘れてはならない魅力は、一緒に働く人々です。グローバルな世界観を持った頭脳明晰な人たちと、課題解決に向けて、侃々諤々の議論を重ねていると、まるで筋肉をトレーニングするように、頭脳を使いこんで、「考える力」を鍛えているという実感がありました。人生の中でそんな経験は他の場所では得られないのではないでしょうか。

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南場智子

株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
取締役

大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。ハーバードビジネススクール留学後、復職。ハイテク業界を中心に活躍し、パートナーに就任。1999年、マッキンゼーを退職し、DeNAを設立。代表取締役に就任。内閣IT戦略本部員、規制改革・民間開放推進会議委員として、日本の未来に積極提言を行う。現在、同社取締役。

思う存分活動のフィールドを広げられる環境

マッキンゼーで過ごした日々は、私にとって、とても楽しいものでした。成長につれて責任領域が広がるので、退屈するということがありません。活動の自由度も高く、海外支社に声を掛けて新しい研究グループを立ち上げ、多数のグローバルプロジェクトに参加しました。国境を越えて仲間をつくり、互いに助け合って共通の目的を達成することは、新鮮な体験でした。

マッキンゼーは、女性だという理由で甘やかされることはありません。性別は関係なく、機会が均等に与えられるので、女性にとっては能力を発揮しやすい場所でしょう。私自身も、仕事上で自分が女性であることを意識したことはありません。

今、経営者としての立場で当時を振り返ると、「まだまだ視野が狭かったな」と感じますが、マッキンゼーは自分を育ててくれた大切な場所です。「とことん仕事をする姿勢」と、問題解決のスキルが徹底的に磨かれました。若いうちから大企業のトップマネジメントの方々とコミュニケーションできたことも、有意義な経験になりました。

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大石佳能子

株式会社メディヴァ
代表取締役

大学卒業後、日本生命に勤務。ハーバードビジネススクールでMBAを取得後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。消費財のマーケティングを中心に活躍し、パートナーに就任。2000年、マッキンゼーを退職し、メディヴァを設立。代表取締役に就任。働く母親の立場から、「患者不在」の医療現場改革をめざす。

人を大切にし、人を育てる文化

マッキンゼーは、人をとても大切にする場所だと思います。その理由は非常に明快で、ここでは人が価値の源泉だからです。優秀な人材を採用し、必要なトレーニングを提供して、その人が能力を発揮しやすい環境をつくることが、マッキンゼーの成功の鍵です。やる気と能力のある人をきちんと支援するというカルチャーは、この基本理念によるものです。

マッキンゼーで学んだことは数多くあります。その1つが「人の育て方」です。在籍当時、私は「自分の責任でこの人を一人前にする」と真剣に思ってくれる先輩方に育ててもらいました。そして私自身も、同じようにして、後進を育ててきました。

現在、私は医師の方々をマネジメントする仕事をしていますが、ここでもマッキンゼー時代の経験や人脈が生きています。問題解決のスキルや定量化の手法、結果を出すことに対する徹底したこだわり等は、ほかでは得難い財産となっています。

どのようなキャリアを積みたいかは人によって違いますし、時間の経過によって変化もします。そのため、会社選びは重要です。マッキンゼーは、あらゆるプロフェッショナル志向の女性にとって、人生の一時期を過ごすだけの大きな価値がある場所だと思います。

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宮原京子

ファイザー株式会社
プライマリー・ケアマーケティング本部
マーケティング・エフェクティブネス部 部長

大学院卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。消費財、ヘルスケア業界を中心に活躍。1998年にマッキンゼー退職後、大手金融機関にて、数少ない女性幹部社員として現場の陣頭指揮をとる一方、一児の母として、充実した毎日を送る。2010年6月、ヘルスケアの経験を生かし、ファイザー株式会社へ転職。

女性が無用なストレスなく働ける職場

在籍当時の私は、まだ独身で年齢も若く、マッキンゼーが初めての職場でした。そのため「何でも吸収してやろう」という意識が強く、相当ハードな生活をしていました。このように、働きたいときには思い切り働くことができます。そして、求められる成果を出してさえいれば、必ずしもずっと自分のデスクに張り付いている必要はない――このフレキシブルさは、マッキンゼーの良いところですね。

男女の区別はまったくありません。厳しいことは事実ですが、優秀でプロフェッショナル志向の強い女性にとって、仕事をしやすい環境だと思います。一般的に、日本のビジネス社会には旧態依然とした部分があります。重要な意思決定の場面に女性がなかなか入り込めず、フラストレーションを感じることもあるでしょう。マッキンゼーでは、そのような余計なストレスを感じることなく、仕事内容できちんと評価されます。

女性の先輩方に、大変かわいがっていただいたことも良い思い出ですね。彼女たちからは、キャリアの考え方だけでなく、女性としての生き方も学びました。マッキンゼーには男女問わず個性的な人たちが集まっていて、とにかく毎日が面白かったです。卒業生(アルムナイ)組織もしっかりしていて、そのころ一緒に仕事をした方々とは、今でも親しくお付き合いしています。

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